こんにちは、Magaraです。
この記事ではアドセンスのクリック単価(=CPC)が低い時の対処法、単価を上げるために出来る3つの対策についてお教えしていきます。
そもそも、「アドセンスのクリック単価って何??」というところから説明しているので、初心者の方も目を通してもらえると理解が進むと思います。
アドセンスのクリック単価が低い時の対処法
結論をまずお伝えしておくと、アドセンスのクリック単価が低い時の対処法は以下の3点です。
- 単価が高いジャンルや購買力の高いユーザーが集まるサイト(記事)にする
- 適切な広告配置を心がけ、誤クリックを避ける
- 企業の決算期である3月6月9月12月を待つ
ちなみにクリック単価の平均は大体20〜30円くらいと思っておくと良いです。
それでは、クリック単価とは何かという基本的なところこから説明していきます。
アドセンスのクリック単価とは
アドセンスのクリック単価とは、アドセンス広告が1回クリックされた時に発生する収益単価の事です。
つまり、1クリックされた時に20円の収益が発生するという場合のクリック単価は20円となります。
アドセンス画面ではCPCと表記されていますね。
当然ですが、このクリック単価はアドセンスの報酬を左右する指標の1つです。
アドセンスの報酬は、次の式から成り立っているからです。
アドセンス報酬=クリック単価(=CPC)×クリック数×クリック率(ページCTR)
そのため、クリック単価が上がればアドセンス報酬は上がります。
その逆もしかりですね。
アドセンスのクリック単価はどのようにして決まっているの?
アドセンスのクリック単価は、
- 表示される広告の種類
- クリック後の購買活動
- 企業の決算期
によって変動してきます。
僕自身、これまでのサイト運営を通して上記の項目がクリック単価に関連していることは体感済みです。
ここからは各項目について何を意味しているのかを説明していきます。
表示される広告の種類
広告の単価は広告主の入札する金額によって変動します。
金融系の広告や車の広告など、商品の単価が高い場合は広告の単価も高い事が多いです。
キーワードプランナーで表示されるアドワーズの広告出稿単価が高いものが、クリック単価が高い傾向にあります。
尚、あなたのサイトに表示される広告は、
- サイトジャンル(≒記事のジャンル)
- 検索キーワード(≒記事タイトル)
- ユーザーの過去の検索履歴
などを基にグーグルが加味して決められています。
そのため、広告単価の高いジャンルのサイト(記事)にする事が対策として考えられます。
ちなみにトレンドサイトやごちゃまぜサイトだと単価が低くなりがちですので、ここでも特化サイトの強みを感じますね。
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クリック後の購買活動
購買につながらないクリックが多いサイトは、単価が下がってしまいます。
例えば小中学生など、ネットで買い物をしない層がユーザーの大半を占めるようなサイトだとクリック単価が低くなりやすいという事ですね。
また、誤って広告をクリックしてしまったユーザーも、何かを購入する可能性は低いためクリック単価が低くなりやすいという事です。
このような仕組みをスマートプライシングと言い、Googleアドセンスのページでも以下のように説明されています。
Smart Pricing(スマート プライシング)とは、Google ネットワークでのクリック単価を引き下げるように調整する Google の機能です。
Google では、Google ネットワーク上のデータをさまざまな要素に基づいて常に分析しています。これらのデータから、Google ネットワークのページでのクリックがビジネスの成果(オンラインでの売り上げ、登録、電話での問い合わせ、ニュースレターの購読申し込みなど)につながる可能性が低いと判断された場合は、そのページでの入札単価が引き下げられます。
出典:https://support.google.com/adwords/answer/2604607?hl=ja
企業の決算期
多くの企業およびGoogleの決算期である3月6月9月12月にはアドセンスのクリック単価が高くなる傾向にあります。
これは、広告代理店や広告主が決算期には予算を使う傾向にあるという事、そして、Googleの営業担当がノルマを達成するために営業をかけるからです。
この時期にアクセスの集まるトレンド記事を沢山仕込むのも戦略の1つかもしれませんね。
アドセンスのクリック単価を上げるために出来る3つの事
それでは、冒頭のおさらいです。
アドセンスのクリック単価を上げるためには、
- 単価が高いジャンルや購買力の高いユーザーが集まるサイト(記事)にする
- 適切な広告配置を心がけ、誤クリックを避ける
- 企業の決算期である3月6月9月12月を待つ
という対策を取るという事になります。
自分でコントロールできるところに全力を尽くす!
さて、ここまでお伝えしてきたように、対策はあるもののクリック単価は自分でコントロールしずらいところになります。
そのため、「クリック単価が低い。。とうしよう。。」という気持ちもわからなくもない(というか良くわかる)のですが、悩みや不安で作業がストップしてしまう事は非常にもったいないです。
出来る限りの対策をしたら、後はあまり気にしない方が良い、というのが僕の結論です。
それよりも、PV数を上げる事、そのために出来る事に力を注ぐ事をオススメします。
例えば、キーワード選定スキルを高めたり、トレンド情報にアンテナをはったり、記事の質を高めたり・・・
このように自分でコントロールできる作業に力を入れた方が良いですね。
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